二ビル通信

えげつない問題を勝手気ままに取り上げるブログ


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遺伝子組み換え輸入農産物に対抗して農産物の自給率を上げようとしている事例


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遺伝子組み換えGM)小麦についてオーストラリアで人体実験!?というニュースがありました。これについて英国、米国など5カ国の科学者がこの決定に強く反対。ガン、ホルモン不全、神経や生殖機能に問題が出かねないという。

そんな小麦が輸入されだしたら大変です。

現在、小麦の自給率は10%前後。残りの90%は米国、カナダ、オーストラリアなどから輸入しています。1960年頃までは日本でも40%くらいは生産していましたが、米国が50年代半ばから60年代初めに行った「小麦戦略」によって、自給率は5%程度まで急降下しました。

米国の小麦戦略は、一つは学校給食にパンと脱脂粉乳を持ち込み、子どもという「未来の市場」を確保すること、もう一つは、「米を食べればバカになる」(大脳生理学者の林慶大教授の説)と言わんばかりの大キャンペーンを展開する一方、「キッチン・カー」(栄養指導車)を全国津々浦々に走らせてパン食を宣伝し、「現在の市場」獲得したのです。

このようにして、日本は米国からの小麦の最大の輸入国となりました。この小麦が今度はGM小麦になるやもしれないのです。GM小麦の実害についてはまだはっきりとしたことはわかりませんが、前段で書いたように科学者たちが危険だと言っています。これに対抗するためには日本国内での小麦の自給率を上げていくことが必要です。

実はその動きはすでに始まっています。

香川県では、特産の「讃岐うどんは、讃岐の小麦で」と、これまで輸入小麦が大部分だった原料を、県産小麦の新品種「さぬきの夢2000」を県農業試験場が開発。県、JA、生産者、製粉業者、製麺業者が提携し、国産小麦の生産と地場産業の振興に取り組んでいます。

埼玉県では、農民連と食健連が「安全な国産小麦のパンを学校給食に」と、パン屋さんや県の協力も得て、県産小麦を使った「さきたまロールパン」が誕生。パン給食に県産小麦が100%使われています。